下北沢のコワーキングスペース・ロバート下北沢のスペースをお借りして、「古着でなにつくろ!」のプレイベントを開催しました。
アートを通してSDGsを考えるきっかけが作れないかと思い始まったこの企画。
会場である下北沢といえば演劇、グルメ、古着などで有名な街で、休日はたくさんの観光客で賑わっています。
今回は古着をテーマに、国が掲げる17つの目標のうち、「12.つくる責任 つかう責任」を意識した古着のアップサイクルワークショップを開催することになりました。
冒頭でこどもたちに、日本の廃棄物の現状やSDGsについて簡単に解説する時間を設けました。
日本では昨年、約51万トンの洋服が捨てられてしまったようです。
最近では教育番組等でもよく「SDGs」について取り上げているようで、私たちの想像していた以上に「SDGs」というワードを聞いたことがある子供達がいて驚きでした。
今回制作に使った古着は下北沢の古着屋さんから、もう商品にならない服をご提供いただき、装飾に使うボタンやリボン、ファスナー、キルト生地も様々な企業様から廃棄やサンプル品をご提供いただきました。
さぁ、いよいよ制作です。
古着を自分で選んでバックの形を考えてからはさみでカットしていきます。
布をカットしたら裁ほう上手という布用ボンドで袋の形になるように布を貼り合わせます。アイロンをかけるとすぐに布がくっ付きます。
そして、ファスナーをご提供いただいたYKK株式会社さんにはワークショップにご参加いただき、ファスナーの付け方レクチャーをしていただきました!
完成した作品はこちら!個性豊かなバックができました。
古着を使った本ワークショップは2022年のうちにあと数回開催予定です。
次回は夏頃を予定していますが、詳細が決まったらまた本ウェブサイト、Facebook、Instagramでお知らせします。
撮影:Michael Yoshioka(Instagram )