ぴかぴかの真新しい生涯学習センターは、木のぬくもりと温かな南三陸の方々の笑顔に包まれていました。
「とうめいなボックスにオリジナルの世界をつくろう」をテーマに、2日間のワークショップを行いました。暑い夏の日差しにも負けず、子どもたちは元気に教室にやって来ました。
制作のはじめはワークシートを使って、自分の思い描く世界を想像しました。想像を形として書き起こすことは、少し難しいことではあるけれど、ひとつアイデアが浮かぶと、すらすら鉛筆が動くような姿がみられました。物語をつけたり、モチーフのキャラクターを作ったり、また材料から作る世界を考えてみたりと、プロセスにも個性が表れます。
そして次は、材料を手に取って想像の世界を作っていきます。好きな素材を見つけて、箱に溢れんばかりと世界を広げていました。素材の特徴をつかんだひらめきも、大事な材料になっていました。集中して作ると、2時間の制作もあっという間に経ってしまいます。
最後はみんなで作品の発表。
お気に入りのところ、難しかったところ、物語をお話ししてくれた子もいました。そんな子どもたちの姿を見ると、ひとつの作品として世界をつくり上げられたことの達成感は、とても大きなものだったと感じられます。
mottoの活動はいつも子どもたちの笑顔と発見に溢れています。スタッフは毎回新しい刺激を受け、学ぶことが多いくらいです。そして、活動を続けることができるのは、支えてくださる地域の方々、いつもmottoの活動を見守ってくださる方々のお陰です。
ここに感謝の意を表します。
南三陸町でお世話になった皆さん、ありがとうございました。またお会い出来ることを楽しみにしています。